全天球ライドのホワイトアウト生成について
全天球ライドで動画を作成する際、動画自体にクロスフェードがあると、急な場面転換となり没入感を削いでしまいます。そのような場合に、ホワイトアウトを利用することでもやの中に入っているうちに場面転換を行って没入感を維持することができます。
WhiteoutGenerator はそのようなホワイトアウトのタグを生成するためのツールです。
Whiteout Generator の使い方
ツールの場所
ツールは WhiteoutGenerator/WhiteoutGenerator.exe
にあります。
ツールの使い方
動画のクロスフェードの時間を 分:秒
というフォーマットで1行ずつ書きます。通常のテキストファイルでかまいません。以下のような内容になります。
00:10
00:15.5
00:20
これを WhiteoutGenerator.exe
にドラッグアンドドロップすると、以下のような全天球ライド用のタグが書かれたファイルが生成されます。
<Page Name="全天球ライドスタート" Duration="8.5">
自動制御のためページを送らないでください。
<PlayVRVideo Target="TheaterVRScreen"/>
</Page>
<Page Name="シーンチェンジ開始 00:10" Duration="2">
自動制御のためページを送らないでください。
<StartSphericalRideWhiteout/>
</Page>
<Page Name="シーンチェンジ完了 00:10" Duration="3.5">
自動制御のためページを送らないでください。
<FinishSphericalRideWhiteout/>
</Page>
<Page Name="シーンチェンジ開始 00:15.5" Duration="2">
自動制御のためページを送らないでください。
<StartSphericalRideWhiteout/>
</Page>
<Page Name="シーンチェンジ完了 00:15.5" Duration="2.5">
自動制御のためページを送らないでください。
<FinishSphericalRideWhiteout/>
</Page>
<Page Name="シーンチェンジ開始 00:20" Duration="2">
自動制御のためページを送らないでください。
<StartSphericalRideWhiteout/>
</Page>
<Page Name="シーンチェンジ完了 00:20">
<FinishSphericalRideWhiteout/>
</Page>
上記の内容を、PresentationDocument.xml
の LoadVRVideo
より後の任意の場所にいれて利用します。表示するスクリーンが違う場合には 3行目の TheaterVRScreen
の部分を書き換えてください。
最終更新
役に立ちましたか?